![]() |
【提言】
|
|
多発する児童生徒巻き込む交通事故 全国的に、通学中の児童・生徒の列に自動車が突っ込むなど、悲惨な事故が多発する中、通学路の安全へ関心が高まっています。京都府亀岡市、千葉県館山市、愛知県岡崎市などでの事故報道に、多くの方が胸を痛めたことでしょう。 県議会で共産党 議員が対策要求 6月県議会では、日本共産党の宮本次郎議員が一般質問で、地図パネルを示して典型的な危険個所を紹介し、県土木部が県警や市町村と連携して早急に対応するよう求めました。その中で、安全な歩行空間の確保と、通過交通の排除、遠距離通学をなくす対策などが不可欠であることが浮き彫りとなりました。 通学路とともに、県 政のあり方も点検を 県内道路の歩道整備が遅れていることや、学校統廃合などで遠距離通学を余儀なくされていることも大きな問題です。県内の歩道整備率は25%で、全国平均の41%と比べ大きく遅れています。通学の列の側を、車が猛スピードで通り抜ける場面も見受けられます。また、県内の小学校はこの10年間で246校から208校へと38校も減少しており、遠距離通学が児童の大きな負担となっている地域もあります。 |