日本共産党奈良県委員会オフィシャルホームページ

ニュース 青年のページ 政策と主張 議員 リンク お問合せ プロフィール
2012年11月11日付

住民の移動手段確保に普及進むコミバスなど
困難も多く国や県の支援不可欠

 移動手段を持たない「移動制約者」「交通弱者」と言われる人々が増え、農山村、都市部にかかわらずその対策が切実になっています。

 県や市町村は移動手段の確保のため、〇安全で安心な歩行空間の確保、〇バリアフリーの推進、〇基幹的な生活交通の確保、〇コミュニティバスやデマンドタクシーの運行などに取り組んでいます。

 県内市町村のコミュニティバス運行は、2001年に61路線だったものが2010年には123路線と倍増。

 今年度は、安堵町、東吉野村がコミュニティバスの実証運行を、また吉野町ではデマンドタクシーの実証運行を始めました。

 奈良県は、過疎地域の広域的バスの運行を維持するための補助を継続するとともに、今年度は、河合町のコミュニティバス効率化事業調査事業への補助、東吉野村のコミュニティバス運行のための車両購入に補助しています。地域公共交通の実施状況は別表のとおり。
「利用者が少ない」「市町村の財政負担が大きい」といった課題もかかえる中で、さまざまな努力がされています。

 〇利用目的や希望する発着点など地域交通に関するアンケート調査の実施(2012年度…奈良市、三郷町、河合町など)と、アンケート結果にもとづく新コース開設、〇市町村の区域外にある鉄道駅や主要バス停と結ぶコース設定や、より利便性を高める近接自治体との連携(▽橿原市は土日祝日には明日香村の「赤かめ号」との連絡コースを運行、▽安堵町は斑鳩町・法隆寺駅や天理市・平端駅行の奈良交通バスの乗換割引、▽生駒郡各町や北葛城郡各町は県立三室病院への通院のための乗合タクシーの検討、▽野迫川村、十津川村の五條病院通院ライン、▽野迫川村は和歌山県・高野山便、五條市・国道168号線便、▽明日香村は橿原市・橿原神宮駅までの便を運行、▽東吉野村は宇陀市・菟田野までの便があるなど)、〇国の法改定をうけて、福祉的交通路線やスクールバスを公共交通として利活用する(河合町で福祉施設のバスを移動手段として利活用、下北山村のスクールバスや診療所バス、保育所バスも一般の村民が利用できる、天川村はバスコースから外れた地域の希望者に村営公用車を希望に応じて配車するなど)などです。

 広域交通の維持・確保のための県の支援は欠かせません。広域公共交通事業者の社会的責任も含めて、誰もが安心して暮らせるための地域公共交通確保の課題は、重要性が増すばかりです。



サイトご利用にあたって | お問合せ