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2013年2月10日付

よりよい学校給食めざそうと講演会

教育としての学校給食守ろう
二宮厚美 神戸大学名誉教授が講演


 



 子どもたちに安心、安全、豊かな学校給食をと運動している大和郡山市よりよい学校給食を求める会(伊賀カズミ会長)は2日、市内で講演会を開き、二宮厚美神戸大学名誉教授が「学校給食の民間委託をどうみるか」と題して講演。約70人が参加しました。

 大和郡山市では中学校の学校給食を2015年4月から実施します(約3000食)。現在、小学校の給食(約5500食)は市直営のセンター方式で行われています。

 ところが市は、中学校給食は直営のセンター方式でするものの、小学校の調理・配送は民間委託する方針です。

 市民から、民営化で食の安全・安心は保障されるのかなど、不安や疑問が出されており、父母や学校給食関係者で「求める会」をつくり、市に説明を求めることや、より良い給食をめざそうと広く論議をよびかけて運動を進めています。

 講演会では、伊賀会長があいさつし、奈良自治労連の中村篤子書記長が経過を報告しました。

 二宮さんは講演で、財政難などを理由に市民の人権を保障すべき公共サービスの多くが民間委託など外部委託されているが、その最大の狙いは人件費の削減で、委託当初は安くなるが、そのうち値上がりするなど委託の理由がなくなるなどと指摘。食育について、作る調理員らと食べる子どもたちのコミュニケーションがあり、子どもにきめ細かな対応をして成り立つものと、体験なども交えて述べ、食育を通じて教育を受ける権利が子どもたちにあるので、公共事業として保障すべきだと強調しました。

 リレートークでは保護者や教師、生産者、調理員らが給食への思いを話しました。そのうち調理員の女性は「万全の注意をし、経験豊かな人たちで安心安全な給食を、自信を持って作っている」と給食づくりの熱意や苦労を述べ、小学生の母親は「好き嫌いがあっても給食は食べるのでありがたい。安全な給食をぜひ」と直営での給食への思いを話しました。


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