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2013年5月19日付

日本の進路左右する政治選
参院選、奈良市長・市議選まで3か月

 

 夏の参議院選挙は、投票日は未確定ですが7月21日が濃厚とみられます。あと3カ月。奈良市長選、奈良市議選も7月21日投票の予定です。日本の今後の進路を左右する重要な選挙となる参議院選挙。そして、奈良市長・市議選をはじめ、中間地方選挙をいかにたたかうか。日本共産党奈良県委員会の沢田博委員長に聞きました。

政治の流れ変える選挙戦に
選挙戦の情勢と取り組みについて

日本共産党奈良県委員会
沢田博委員長に聞く

 

参議院選挙の重要性についてお聞かせください。

沢田 2006年から2012年のわずか6年間に自民3人民主3人と6人も総理大臣が替わり、先の総選挙では支持を大きく減らした自民党が政権復帰しました。躍進した「維新」もその政策が支持されてのことではありません。つまるところ、民主か自民かという「2大政党」システムの無惨な崩壊や、例をみない一夜漬け新党の乱造など、日本の政治はかつてない危機に直面していると言えるのではないでしょうか。
一方で国民の願いにかなう新しい政治を求めて国民的な探究と模索がさらに広がっています。大局的にみれば日本の歴史は大きな転換点にあることは間違いありません。それだけに今回の参議院選挙は日本の進路をかけた政治戦となります。

日本共産党が躍進する意義は何ですか。

沢田 日本共産党が今回の参議院選挙で前進し、本格的な反転攻勢に出ることは大きく言って3つの意義があります。

 第1に、安倍自公政権のもと「改憲・増税連合」が国会をおおうなかで、この企みを打ち破る何よりの力であるということです。暮らしや平和、民主主義を破壊する逆流に正面から立ちはだかる「防波堤の党」としてかけがえのない役割、意義があります。

 第2に、国民は日本の現状に深い閉塞感をもち、その打開の道筋を探求していると言えます。日本共産党は、その閉塞感の根源にある「アメリカいいなり」「財界中心」という2つの政治のゆがみを断ち切って、新しい政治を求める国民の模索と探究に答えることのできる「変革者の党」だということです。

 最後に、原発、基地問題、TPP、消費税、社会保障とあらゆる分野で矛盾が吹き出し、一致点にもとづく共闘が広がっています。奈良でもJAのみなさんがそれぞれの事務所、店舗に「TPP断固反対」ののぼりや垂れ幕を掲げ、公約破りの自公政権と対峙しています。かつてないことです。これらのたたかいと連帯してきたのは日本共産党です。まさに「国民的な共同をすすめる党」として、日本共産党の躍進の意義は大変大きいと思います。

目標は比例5議席、650万票、奈良で10万七千票

昨年末の総選挙では、「維新の会」など「第3極」が進出しましたが。

沢田 「維新」は、奈良では昨年の総選挙で比例第1党となりました。しかし、これは橋下さんなら何かやってくれそうというものでした。ところがどうでしょう。維新は3月に結党大会を開きましたが、橋下氏はあいさつで安倍首相を天まで持ち上げてひんしゅくをかいました。何より重大なことは、安倍政権が極右的暴走を強めるもとで、維新が憲法改悪の尖兵、自民党の補完勢力であることがはっきりしてきたことです。私も大変驚きましたが、大会で採択した綱領で、日本国憲法を「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押しつけた元凶である占領憲法」と攻撃しています。

全分野で国民と共同し、右傾化とたたかう

党の前進は国民への責任と自覚して

沢田 さらに「これを大幅に改正し、国家、民族の真の自立に導き、国家を蘇生させる」とむき出しの憎悪の念を示し、改憲へ異常な執念を示したことです。改革勢力でもなければ第3極でもない、反動政治の尖兵であることがはっきりしてきました。維新から衆院1区で立った候補者は離党しました。

 総選挙は政党乱立で「自民党型政治対日本共産党」という真の対決構図がみえにくかったですが、現在は「第3極」も次々店じまいしており、参議院選挙は国民にとってもわかりやすく、日本共産党にとってたたかいやすい情勢が開けてきたと思います。

参議院選挙はどのようにたたかいますか。

沢田 参議院選挙の目標は比例5議席絶対確保、650万票、奈良では10万7000票をとりきることです。奈良が押しだす比例候補は、昨年書記局長代行となり大活躍している山下よしき参院議員です。選挙区はすでに谷川かずひろ候補が12月の候補者発表以来県下をほぼ一巡、各界との交流も深め、若い力で新風を起こしていきます。

草の根の結びつき生かして必ず勝利

沢田 4月27日には奈良赤旗まつり、6月12日は市田忠義書記局長を迎えての大演説会です。これらを節に大いに日本共産党の風を県下にまき起こしていきたい。

 日本共産党は国会議員こそ衆院8人、参院6人の14人ですが、全国2717人の地方議員、2万の党支部、30万人を超える党員とともに、草の根で住民要求の実現と新しい政治を求めて奮闘努力中です。奈良県でも県議会第3党、5人の県議団はじめ57人の地方議員数は政党別では第1党です。企業・団体献金、政党助成金などによらず自前の財政で草の根で有権者と結びつき活動している唯一の政党です。この党と後援会の力、これまでつちかった結びつきを大いに生かしてたたかいぬき勝利する決意です。

参議院選挙で日本共産党の躍進の条件、可能性はいかがですか。

沢田 「アベノミクス」など安倍政権の異常な持ち上げという状況がありますが、県民の苦境に応えるものではありません。それどころか、昨年県が実施した県民アンケートでも40.5%の人が前年より生活が苦しくなったと答え、理由のトップは「給与や収益の減少」です。給料は上がらないのに物価は上昇、消費税増税、年金切り下げ・社会保障の改悪など耐えられません。そのうえ国防軍創設、憲法改悪への危機感が広がっています。日本共産党の躍進はまさに国民への責任です。

新しい政治を求めて有権者の意識も激動

 今年に入って3つの地方議員選挙をたたかってきましたが、日本共産党は全体で衆院比例の1.5倍の得票で、政党では一番の伸びです。衆院比例では約3割の得票で第1党となった維新は、参院選に公認候補を立てられていません。民主党も議席を大幅に減らし、得票も衆院比例の3分の1です。政党間の力関係は本当に流動的です。参院選にむけ新しい政治を求める有権者の意識の激動はさらに広がるでしょう。日本共産党の躍進を切り開くことは十分可能です。

参院選は、奈良市長選と市議選と同日投票のたたかいとなります。

沢田 5月は明日香村議選、6月は郡山市長選、高取町議選と重要な選挙が相次ぎ、参議院と県都、奈良のたたかいが同時に行われます。

政党間のたたかい激しい奈良市議選

 奈良市議選の特徴は、参議院と同時になることから政党間のたたかいが非常に激しくなっていることです。定数39に50人以上が立候補する情勢ですが、前回は政党公認が23人、今回は30人を大きく超える様相です。わが党は新人2人を含む7人を擁立、議席奪還のたたかいにのぞみます。あと自民、公明、民主、みんな、維新、社民など7党激突です。乱立ですが「国いいなりの悪政押しつけ勢力対日本共産党」―これが市議選の対決構図です。

奈良市長選も乱立やさしい市政めざす

 市長選も乱立です。民主の政権交代の風にのって仲川市政が誕生しましたが「政治を変えてほしい」という願いは、奈良市政でも見事に裏切られました。仲川市長は「財政難」を口実に、「子どものために高齢者福祉は削れ」と住民に分断をもちこみ、公務員バッシングの先頭にたち、「公共の役割」とその業務を「民間」に売り渡すなど乱暴な市政運営を進めており看過できません。「住民の福祉の増進」(地方自治法)という自治体の魂を取り戻すために幅広く力をあわせるときです。

 国政と同様、市長選も市議選も政治の流れを大きく変える選挙です。日本共産党は市議選とともに、「革新市政をつくる会」のみなさんと市長選をたたかい、多くの市民が願う暮らしを守り人にやさしい市政の実現へ全力をあげます。大いにその展望を語り、参議院選挙とともに勝利したいと決意しています。
「奈良民報」読者のみなさんのいっそうのお力添えをお願いします。

ありがとうございました。

 

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